ギプスしたまま入浴できる防水プロテクター【リンボ】使ってみた感想
ケガをしたとき、困ることの1つがお風呂。
最近うちの息子は腕を骨折してギプスをしています。
そうなると、やっぱり大変なのが入浴です。
ビニールをかぶせて輪ゴムでとめるかー。
うっかり水が入ったらイヤだなーと思ってました。
そんなとき、病院で防水プロテクターがあると教えてもらいました。
おかげで濡れるか気にせず体を洗えています!
使ってみた感想をまじえて、リンボの特徴をお伝えします。
目次
リンボの特徴
リンボの構造
写真は腕用のリンボです。
腕を入れるシール部分(黒)と袋状になった本体(半透明)がくっついています。
防水効果について
腕とシール部分の間から、お湯が入らないか、ということが一番心配でした。
ギプスが全くぬれていなかったので感動!
縫い目にも防水加工がされているので安心です。
ただ、大きすぎるサイズを使ったら、隙間ができて水が入るかもしれません。
うちは何も考えず、【大人・全腕用M70】を購入しました。
リンボの全長が66cm、シール部周囲長が30~39cmのサイズです。
息子は身長150cmで細身、腕では隙間ができます。
肩まで上げて、ちょうどフィットしています。
サイズがいろいろあるので、測って選んでくださいね。
リンボの素材
・黒いシール部分
ウエットスーツと同じ素材です。
やわらかいので、やさしく体にフィットしてくれます。
・半透明の本体部分
2枚のポリ塩化ビニル素材の間に強化繊維がメッシュ状に編み込まれています。
やぶれにくく丈夫
普通のビニール袋だとやぶれやすいので心配ですよね。
素材の項目にも書きましたが、リンボの本体は3重構造でしっかりしています。
「平均使用期間は約6~8週間」とあります。
繰り返し使えるのは嬉しいですね。
浴室ですべりにくい
リンボには足用もあります。
普通のビニール袋はすべりやすく、危険です。
すべりにくい加工がされているというのは安心ですね。
着脱がカンタン
ビニール袋と輪ゴムでカバーすると、輪ゴムを外すのが大変だったりしますね。
軽い
丈夫なリンボですが、息子いわく「重くない」という感想でした。
うちのリンボを量ってみたら、ちょうど100gでした。
お手入れがラク
使用後のお手入れについて「必要なら水や弱消毒剤などで手洗い」とあります。
さっと水洗いして逆さに吊るし乾かしました。
デメリットに感じた点
使用方法について書かれた紙には
「ギプスで傷つけたり、結露による濡れを防ぐためにも、タオル・布などギプス(包帯など)を覆った状態でのリンボ装着をお勧めします。」
という注意がありました。
でもタオルを巻いてからリンボを着けようとすると、タオルは動くし、めちゃくちゃ装着しにくかったです。
けっきょく、あきらめて何も巻かず、使用していました。
うっかり20分くらいお湯につかっていた時、水蒸気でギプスが湿ってしまいました。
・リンボを傷つけないよう気をつけながら、そっと着脱する
・お風呂は短時間で済ませる
という対策をしています。
サイズが合えば、靴下のようなもので巻いたらいいのだと思います。
リンボくん、ありがとう
ケガをすると痛いだけでなく、色々不便もあり、心も沈みがちです。
だからリンボを知ったとき、救われた気持ちでした。
久しぶりに体を洗った息子のうれしそうな顔ったら。
もう、リンボくんと呼びます。
リンボくん、わが家に来てくれてありがとう。