洋服のたたみ方、しまい方。ポイント2つで整う収納。
クローゼットの引き出しを開けたとき、
着たい服が見つからない!
あれ?半袖か。こっちは長袖・・Vネック?
長袖のクルーネックを探してるのに~。
あったあった~、と下から発掘したら、しわくちゃ・・・。
なんてことを繰り返していた過去のワタクシへ。
2つのコツを試してみてください。
わたしは、
20代にカフェでバイトしていた時に「布巾は、角と角をそろえて畳んでください」と、年下のスタッフから注意されるくらい、
本当に、たたむ事が苦手でした。
そんな私の引き出しは、もちろん乱れていました。
たまに畳んで片づけたつもりが、あっという間にぐちゃぐちゃに。
いっそハンガーにかけようかとも思いましたが、スペースが足りず断念。
でも、収納に関する雑誌や本を読みあさっていると、収納上手な方たちに共通するキーワードを見つけたのです。
それを真似たら、あっさり、解決。
一度コツをつかんだら、たたんで収納することが楽しい、と思えるくらいになりました。
ではそのキーワードとは?
引き出しに服をしまう時のポイントは次の2つです。
・洋服は四角くたたむ
・引き出しの中に立てて収納する
このポイントをおさえると、
・探しやすく
・取り出しやすく
なりますよ。
では、具体的なたたみ方と、しまい方の工夫を解説していきます。
目次
基本的な洋服のたたみ方
Tシャツのたたみ方
①Tシャツを裏返して広げる
②袖を内側に折る
③両端を真ん中に合わせて折る
④裾から上に向かって、2つ折り、もしくは3つ折りにする
収納する引きだしの高さに合わせて決めます。
表をむけると、襟ぐりが見えるように折ります。
クルーネックを着たいのに、Vネックだった!といったことが防げます。
ズボンのたたみ方
①表を上にして広げる
②おしり側が外になるよう、タテ半分に折る
③裾をウエストに向かって持ち上げ、半分に折る
④おしり部分の三角の出っ張りを内側に折る
⑤④を片手で押さえたまま、2つ折り、もしくは3つ折りにする
くつ下のたたみ方
①左右のくつ下を重ねる
②2つ折り~4つ折りにする
・スニーカーソックス⇒2つ折り
・短いくつ下⇒3つ折り
・ハイソックス⇒4つ折り
ストッキングのたたみ方
①表を上にして広げる
②タテ半分に折る
③つま先を持ち上げて、ウエスト部分が見えるくらいまで折る
④4つ折にする
フットカバーのたたみ方
①片方のフットカバーの中に、もう片方を入れる
②足裏部分が表になるように、半分に折る
パッド入りの下着のたたみ方
これだけは、例外の特別。
タテには畳まず、ゆったりさせ、型崩れを防ぎます。
洋服のしまい方の工夫
立てて収納する
これで、探しやすく、取り出しやすくなります。
同じ仲間を集める
Tシャツでも長袖と半袖は分けると探しやすくなります。
オフシーズンの服は出番がありませんよね。
ですから、引き出しを分けておけば、引き出しを入れ替えるだけでスムーズに衣替えできます。
もし1つの引き出しに全部入れるなら、手前にオンシーズン、奥にオフシーズンのものを入れると取り出しやすいですね。
色合いがグラデーションになるようにすると、探しやすく、目にもうれしい収納になります。
詰め込みすぎない
せっかく丁寧にたたんでも、ぎゅっと入れてしまうと、取り出すときに乱れてしまいます。
収納スペースに合わせて量を調節するといいですね。
1年以上着ていない服が眠っていないでしょうか。
空けすぎない
また反対に、スペースが空きすぎだと、引き出しを開けるたびガサガサと動きます。
これもまた乱れる原因となります。
・空き箱を使う
・仕切りとなる板を入れる
といったことで防げます。
服のたたみ方に悩んでおられる方は、
実際に手を動かして、取り入れやすい方法をためしてみて下さいね。
Tシャツでも、先に身ごろを畳んでから袖を折る方法もありますから、
やりやすい畳み方を探してみて下さい。
ポイントは、四角くすること、これさえ押さえておけば大丈夫です。
整った収納で、心も整う
「服をていねいに畳んで収納すること」がくれる喜びは、
探しやすい、取り出しやすい、ということだけではありません。
きちんと畳むことで、服を大切にしているという実感。
きちんと片付けられた、という自信。
引き出しを開けるたび、きれいに並んだ服を目にするという嬉しさ。
服を取り出すとき、手に伝わる整った感触。
作業に心をこめると、その心は自分に返ってきます。
洗濯物をたたんで片付ける。
そんな、日々の暮らしの何気ないことに、心をこめてみませんか。