はなうたエプロン

暮らしを愉しむ小さな工夫とモノえらび

洋服のたたみ方、しまい方。ポイント2つで整う収納。

f:id:hanauta-apron:20201112155329j:plain

クローゼットの引き出しを開けたとき、

着たい服が見つからない!

あれ?半袖か。こっちは長袖・・Vネック?

長袖のクルーネックを探してるのに~。

あったあった~、と下から発掘したら、しわくちゃ・・・。

なんてことを繰り返していた過去のワタクシへ。

2つのコツを試してみてください。

わたしは、

20代にカフェでバイトしていた時に「布巾は、角と角をそろえて畳んでください」と、年下のスタッフから注意されるくらい、

本当に、たたむ事が苦手でした。

そんな私の引き出しは、もちろん乱れていました。

たまに畳んで片づけたつもりが、あっという間にぐちゃぐちゃに。

いっそハンガーにかけようかとも思いましたが、スペースが足りず断念。

 

でも、収納に関する雑誌や本を読みあさっていると、収納上手な方たちに共通するキーワードを見つけたのです。

それを真似たら、あっさり、解決。

一度コツをつかんだら、たたんで収納することが楽しい、と思えるくらいになりました。

 

ではそのキーワードとは?

引き出しに服をしまう時のポイントは次の2つです。

洋服は四角くたたむ

引き出しの中に立てて収納する

f:id:hanauta-apron:20201112155522j:plain

このポイントをおさえると、

探しやすく

取り出しやすく

なりますよ。

では、具体的なたたみ方と、しまい方の工夫を解説していきます。

 

目次

 

基本的な洋服のたたみ方

Tシャツのたたみ方

①Tシャツを裏返して広げる

f:id:hanauta-apron:20201112155700j:plain

②袖を内側に折る

f:id:hanauta-apron:20201112160027j:plain

③両端を真ん中に合わせて折る

f:id:hanauta-apron:20201112160205j:plain

④裾から上に向かって、2つ折り、もしくは3つ折りにする

f:id:hanauta-apron:20201112160534j:plain

収納する引きだしの高さに合わせて決めます。

表をむけると、襟ぐりが見えるように折ります。

f:id:hanauta-apron:20201112161053j:plain

クルーネックを着たいのに、Vネックだった!といったことが防げます。

ズボンのたたみ方

①表を上にして広げる

f:id:hanauta-apron:20201112161529j:plain

②おしり側が外になるよう、タテ半分に折る

f:id:hanauta-apron:20201112161635j:plain

③裾をウエストに向かって持ち上げ、半分に折る

f:id:hanauta-apron:20201112161709j:plain

④おしり部分の三角の出っ張りを内側に折る

f:id:hanauta-apron:20201112161753j:plain

⑤④を片手で押さえたまま、2つ折り、もしくは3つ折りにする

f:id:hanauta-apron:20201112162104j:plain

f:id:hanauta-apron:20201112161930j:plain

くつ下のたたみ方

①左右のくつ下を重ねる

f:id:hanauta-apron:20201112162153j:plain

②2つ折り~4つ折りにする

・スニーカーソックス⇒2つ折り

・短いくつ下⇒3つ折り

・ハイソックス⇒4つ折り

f:id:hanauta-apron:20201112162247j:plain

ストッキングのたたみ方

①表を上にして広げる

f:id:hanauta-apron:20201112162431j:plain

②タテ半分に折る

f:id:hanauta-apron:20201112162523j:plain

③つま先を持ち上げて、ウエスト部分が見えるくらいまで折る

f:id:hanauta-apron:20201112162623j:plain

④4つ折にする

f:id:hanauta-apron:20201112163028j:plain

フットカバーのたたみ方

①片方のフットカバーの中に、もう片方を入れる

f:id:hanauta-apron:20201112163135j:plain

②足裏部分が表になるように、半分に折る

f:id:hanauta-apron:20201112163239j:plain

パッド入りの下着のたたみ方

これだけは、例外の特別。

タテには畳まず、ゆったりさせ、型崩れを防ぎます。

f:id:hanauta-apron:20201112182524j:plain

 

 

洋服のしまい方の工夫

立てて収納する

f:id:hanauta-apron:20201112163358j:plain

これで、探しやすく、取り出しやすくなります。

同じ仲間を集める

f:id:hanauta-apron:20201112163444j:plain

Tシャツでも長袖と半袖は分けると探しやすくなります。

オフシーズンの服は出番がありませんよね。

ですから、引き出しを分けておけば、引き出しを入れ替えるだけでスムーズに衣替えできます。

もし1つの引き出しに全部入れるなら、手前にオンシーズン、奥にオフシーズンのものを入れると取り出しやすいですね。

色合いがグラデーションになるようにすると、探しやすく、目にもうれしい収納になります。

詰め込みすぎない

せっかく丁寧にたたんでも、ぎゅっと入れてしまうと、取り出すときに乱れてしまいます。

収納スペースに合わせて量を調節するといいですね。

1年以上着ていない服が眠っていないでしょうか。

空けすぎない

また反対に、スペースが空きすぎだと、引き出しを開けるたびガサガサと動きます。

これもまた乱れる原因となります。

・空き箱を使う

f:id:hanauta-apron:20201112163605j:plain

・仕切りとなる板を入れる

f:id:hanauta-apron:20201112163528j:plain

といったことで防げます。

 

服のたたみ方に悩んでおられる方は、

実際に手を動かして、取り入れやすい方法をためしてみて下さいね。

Tシャツでも、先に身ごろを畳んでから袖を折る方法もありますから、

やりやすい畳み方を探してみて下さい。

ポイントは、四角くすること、これさえ押さえておけば大丈夫です。

 

整った収納で、心も整う

f:id:hanauta-apron:20201112164204j:plain

「服をていねいに畳んで収納すること」がくれる喜びは、

探しやすい、取り出しやすい、ということだけではありません。

きちんと畳むことで、服を大切にしているという実感。

きちんと片付けられた、という自信。

引き出しを開けるたび、きれいに並んだ服を目にするという嬉しさ。

服を取り出すとき、手に伝わる整った感触。

作業に心をこめると、その心は自分に返ってきます。

洗濯物をたたんで片付ける。

そんな、日々の暮らしの何気ないことに、心をこめてみませんか。