ほろ苦くて、甘い。はっさくジャムをつくって愉しむ。
お正月のころ、実家で実るハッサク。
ジャムにして愉しむのが、わが家の定番になっています。
オレンジのマーマレードとちがって、
苦味があるのが魅力です。
かんたんな作り方と
苦味をお好みに調節する方法をご紹介します。
目次
はっさくマーマレードジャムの作り方
材料
・はっさくの実と皮(薄皮と種をのぞく)
・さとう・・・実と皮の半分くらい
今回はハッサクを4こ使用、
●実・・・・665g
●皮・・・・364g
●さとう・・515g
でした。
①はっさくを洗う
②はっさくの皮をむく
★皮をむくときの工夫
皮がかたいので、包丁で切り込みを入れてからむいています。
③薄皮と種をとりのぞく
★薄皮をむくときの工夫
手でむくのが大変なので、包丁をつかっています。
まず外側の薄皮を取って・・・
薄皮と実の間に包丁を入れて実を取り・・・
また薄皮と実の間に包丁を入れ
本のページをめくるように薄皮をめくりながら・・・
タネは取って
実の真ん中から外側にはがしていきます。
③皮をゆでこぼす
皮は渋みが強いので、ゆがいてから、ゆで汁を捨てます。
★皮を刻みやすくする工夫
あとで細かく切りたいので、圧力鍋を使ってやわらかくしました。
(圧がかかったら、火を止め、圧が下がるまで放置)
圧力鍋がなければ、普通のお鍋でゆがくだけで大丈夫です。
★苦みをおさえたいときは
・ゆでこぼしの回数を増やす
・皮の内側の白い部分をとりのぞく(白い部分が特に苦いので)
(苦味を楽しみたいので、今回はやっていません。)
④皮を細く切る
⑤鍋に、皮・実・さとうを入れて混ぜ、30分くらい放置する
水分が出てきました。
⑥中火にかけて、30分くらい煮詰める
ときどき、かき混ぜながら様子をみます。
⑦とろみがついてきたら出来上がり
おすすめの食べ方
パンやヨーグルトにはもちろん、
クラッカーの上にクリームチーズといっしょに乗っけて食べるのがオススメ。
わが家の子どもたちも、大すきな食べ方です。
ちょっぴり苦くて、おとな味
子どものころは、ハッサクが苦手でした。
皮は固くてむきにくいし、実はすっぱいし。
でも大人になって、
ジャムにすることを知ったり、
酸味や苦味を楽しめるようになったことが嬉しい。
もし、おうちにハッサクがあったら、
ぜひ一度はっさくジャムを試してみてください(^^)