大掃除はもうしない!キッチン掃除は、毎日のお手入れがコツ
お料理をしているキッチンなら、どうしても汚れがつきますよね。
コンロ周りは油が飛んだり、吹きこぼれたり。
調理台には食材や調味料、シンクは知らぬ間に水あかが・・・。
放っておくと、焦げ付いたコンロや、ヌメヌメになった排水口の大そうじをすることになります。
結婚するまで実家暮らし、家事ド素人だったわたしは、キッチンをいつ、どのように掃除するのか全く分かっていませんでした。
・シンクの角には黒いポツポツ
・水切りかごにはピンクのヌメヌメ
・排水口はドロドロ
・コンロには頑固な焦げつき
換気扇は・・・、あきらめてプロの方にお願いしたことも。
まいにち掃除のきっかけは、新居への引っ越しでした。
キッチンを汚したくなくて、毎日せっせと磨いていたら、大そうじは必要なくなっていました。
なあんだ毎日お手入れしたら良かったんだ、と気づいたのです。
では、毎日そうじの具体的なポイントをご紹介します。
物は少なく、お掃除しやすく
まず、キッチンを掃除しやすい環境にします。
物がたくさんあると掃除しにくいので、 洗い物が終わったら、水切りカゴも拭いて乾かします。
そうすると、水切りかごにできやすい水あか汚れとも無縁です。
掃除をラクにしたいので、三角コーナーも、スポンジラックもなくしました。
五徳は毎日、外して洗う
五徳は汚れても、すぐに水拭きすればキレイになります。
でも、調理中は火がついていて危ないし、料理はおいしいうちに、すぐ食べたい。
そこで、食事のあと食器を洗ったら、その流れで五徳も外して洗うことに。
朝食の時はあまり汚れないため、サッと拭いて済ませますが、夕食のあとは必ず洗うようにしました。
毎日洗っているので、普通のスポンジと中性洗剤で十分です。
コンロ周りはセスキ水で磨く
五徳を外している間に、コンロ周りの汚れを取ります。
汚れがひどい時は、まず、お湯で湿らせたウエス(※1)でサッと拭きます。
※1 ウエス・・・古着などを切った使い捨ての布
詳しくはこちらの記事をどうぞ⇩
hanauta-apron.hatenablog.com
そのあと、セスキ水(※2)をスプレーしてからマイクロファイバーで磨いています。
※2 セスキ水・・・セスキ炭酸ソーダを水で薄めたもの
セスキは油汚れにつよく、キッチンそうじの強い味方です。
肌荒れしにくい点も気に入っています。
(弱アルカリ性なので、肌が弱い方はゴム手袋をしてくださいね。)
ついでに、換気扇まわりも拭きます。
時間が経っていないので、汚れが取れやすいです。
シンクは洗い桶の感覚で
実家にはシンクそうじ用のスポンジがあります。
私も以前はそれを真似て、汚れてきたなと思ったらシンク用スポンジで掃除していました。
キレイではないシンクを洗うから、専用のスポンジが必要なんですよね。
けれど、
「料理する⇒食器を洗う⇒そうじする」
の流れを作ってしまえば、シンクの汚れがたまることはありません。
シンクの片隅に避けるように置かれた専用スポンジ。
なんだか、かわいそうに思えてきて・・・
食材を洗うボウルや、洗い桶なら、食器用スポンジで洗えるんだし・・・
そこで、思い切って、スポンジは1つと決めました。
油ものなどで汚れがひどい時は、メラミンスポンジを使って磨きます。
メラミンスポンジなら、ひどく汚れても使い捨てできるので気が楽です。
排水口まで洗ってしまう
キッチンでいちばん、触りたくないのは、排水口ではないですか?
数日放っておくだけで、ヌメヌメして、いやな臭いもします。
ならば、さわるのがイヤになる前に、掃除してしまおうと考えました。
使い古しの、先の細いポイント歯ブラシで細かいところを洗い、
セリアで見つけた排水口ブラシで排水口の中まできれいにします。
捨てる予定のメラミンスポンジがあれば、ここで使いきります。
最後にシンクの水気を拭く
キッチンがヌメヌメするのは、ぬれたまま放っているからですよね。
掃除したあとは、必ず水気をふきます。
料理中に使っていた手拭きタオルを洗濯かごに入れる前に使えば、洗濯物も増えません。
毎日そうじがくれる幸せ
この手入れを実践してから約4年たちますが、黒いポツポツは一度も見ていません。
これでもう、キッチンの大そうじは換気扇だけですみます。
そして何よりも、さあ料理をしよう、と思ったとき、
キッチンがきれいだと気持ちよくスタートできるのです。
これは、料理があまり得意ではない私にとって、料理を楽しむきっかけとなりました。
お料理やお掃除が好きな方も、そうでない方も、日々の家しごと、おつかれさまです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
少しでもヒントになることがあれば、とっても嬉しいです。