はなうたエプロン

暮らしを愉しむ小さな工夫とモノえらび

木のトレーで「つかう、たべる、手入れする」を愉しむ暮らし

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お部屋をやさしい雰囲気にしてくれる木のもの。

手触りもやわらかく、他の素材にはない魅力がありますね。

先日手に入れたトレーは、イクラ工房さんのクルミの木のトレー。

朝ごはんのワンプレートに使ったりと、大活躍。

目にするたび、手にとるたび、うれしくなります。

でも、木は手入れがめんどう?と、気になることも。

使い方や簡単なお手入れ方法についてご紹介します。

目次

オイル塗装とウレタン塗装について

私が購入したトレーは、オイル塗装でした。 

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 ↑左がオイル塗装、右がウレタン塗装

ウレタン塗装は、樹脂でコーティングしてあるので、水や汚れをはじきます。表面がツルンとしていて光沢があります。

オイル塗装は水分を吸収するため、手入れが必要ですが、木の質感がよく分かります。

ここでは、オイル塗装の木についてお伝えしていきます。

木のトレーの使い方と魅力

おいしそうに見える器として

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ヨコ25.5cm×タテ18cmのサイズのトレーは、器としても使いやすいサイズでした。

主に朝食のワンプレートとして使っています。

いつもの陶磁器のお皿より、ちょっぴり美味しそうに見えます。

湿気を吸収してくれる

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トーストしたパンをのせると、水蒸気を吸収してくれるため、パンが蒸れずサクサクが楽しめます。

運びやすい

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木は軽いので、テーブルに持っていって、食べ終わったら片付けて、といった動作がしやすく、大助かりです。

収納にも

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トレーがあると空間を区切ることができるため、収納やディスプレイにも使えます。

木の上なら、固いものを置いてもイヤな音がしません。

ふだんのお手入れ

盛りつける前に、ぬれ布巾でさっと拭く 

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表面がコーティングされて、食材の油が染み込みにくくなり、シミを防ぎます。(私はあまり気にしないので、やらない日も多いです・・・。)

使ったら洗う

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油汚れがあるときは、中性洗剤で洗います。スポンジはやわらかいものを。

洗ったあとは、水気をふく

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乾いたふきんなどで、水気をとります。

よく乾かす

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ただし、直射日光には当てないこと。急速に乾くことで、ヒビが入ったり、反ったりしてしまいます。

何度か失敗したことあり・・・⇩

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ひび割れてしまった木のスプーン

電子レンジ、食洗機、乾燥機、冷蔵庫での使用も✖です。

その他、気をつけること

・長時間、水につけっぱなしにしない→木が傷んだり、カビの原因に

・金属製のタワシは使わない→傷をつけてしまう 

カサついた時のお手入れ

油分がぬけてきたら、オイルをぬります。

トレーと同じイクラ工房さんの、まな板がカサついてきたので、手入れをしました。

 キッチンペーパーなどにオイルをつけて塗る 

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お皿などにオイルを入れて、キッチンペーパーにつけると、やりやすいです。

余分な油をふきとる

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油分を乾かす 

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お手入れのオイルについて

オイル塗装の木のお手入れには、食用のクルミ油、エゴマ油、アマニ油といった乾性油がいいようですが、購入したお店の方に聞くと、オリーブオイル(不乾性油)でも大丈夫と教えていただきました。

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↑トレーを作られたイクラ工房さんの説明書をいただきました。

サラダ油はべたついてしまうので、ダメだそうです。

わが家にはオリーブオイルしかなったので、薄くぬって、よく乾かしました。

使うたびに、愛おしい。

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木は手入れが必要だったり、気をつける点があったり・・・確かに大変なこともあります。

でも、目にするたび、気持ちがほっこり。手入れするごとに、味わいも。

長く使い続けることで、モノとの関係が深くなっていくように感じます。

大切にしながら、風合いが増していくのを楽しみたいと思います。